【伝統文化】「〇〇の秋」の由来〜どうして秋なの?〜

【伝統文化】「〇〇の秋」の由来〜どうして秋なの?〜


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マナー講師の小代田萌花と申します。

9月後半に入り、秋めいてきましたね。
秋といえば、「スポーツの秋」「食欲の秋」「読書の秋」などと表現されます。
体を動かす“スポーツ”と頭を働かせる“読書”は正反対。
“食欲”については、季節関係なく、お腹は減るものです。
それぞれどのような由来があるのかご存じですか。

スポーツの秋

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東京オリンピックがきっかけ

気候や天気が良く、元々スポーツに適している秋。
「スポーツの秋」が、新聞紙上に初めて登場したのは、1927年(昭和2年)9月25日付の朝日新聞の朝刊です。
レガッタと小学生のサッカー大会の記事の見出しに「スポーツの秋」とう表現が使われました。

浸透していったのは、1964年に東京オリンピックのあと。
オリンピック開催により、日本中がスポーツに熱中し、大きく盛り上がりました。

1966年には、開会式が行われた10月10日が「体育の日」に制定。
10月10日の東京の天気は例年、晴天になる確率が高かったため、この日に開会式が設定された経緯があります。

東京オリンピックや「体育の日」制定を機に、運動を楽しむ風潮が生まれました。

ちなみに、体育の日は「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う」という想いが込められています。

食欲の秋

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人の本能が関係している?

昭和40年頃までは、季節に応じて作物が収穫されていました。
そのため、秋は一番食べ物が豊富。
「旬の食べ物」がたくさん出回っていました。

また、秋になるとクマが冬眠に備えて食べ物を蓄えますよね。
この「冬に備えて脂肪を貯める」本能は、人間にも残っています。
冬眠はしませんが、寒い冬を乗り越えるために脂肪をつけようと、秋は食欲が増します。

「旬の食べ物」がたくさん出回り、体も欲するため「食欲の秋」と言われるようになりました。

読書の秋

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中国の詩が始まり

古代中国の『灯火親しむべし』という詩が元になったと言われています。
この詩は「秋は過ごしやすい季節で、夜には明かりを灯して読書をするのに最適だ」という意味。
日本で「読書の秋」のイメージが浸透したのは、この詩を夏目漱石が『三四郎』という小説の中で取り上げ、そこから広まったと言われています。
新聞紙面に初めて登場したのは、スポーツの秋よりも早く1918年(大正7年)9月21日付の読売新聞です。

「〜の秋」表現

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「運動」「読書」「食欲」の他にどのような表現があるのでしょうか。

実りの秋

芸術の秋

収穫の秋

行楽の秋

紅葉の秋

音楽の秋

睡眠の秋

美術の秋

過ごしやすい秋

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暑さ和らぎ、心地良い風が吹く季節。
読書や芸術など何かに集中するのにぴったりの気候です。
また、運動するにも暑さでバテてしまうということはないので、良いですね^^
他にも紅葉など、秋は楽しむものが満載!
実りある日々になりますように。

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この記事のライター

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小代田萌花(こよだ もえか)と申します。
愛ベースのマナーで笑顔の連鎖を作ります♡