色を表現するRGBとCMYKの違い。

色を表現するRGBとCMYKの違い。

色を表現するときは、RGBとCMYKという色の表現方法を使います。 普段は意識しなくても支障はありませんが、ビジネスシーンで印刷会社への印刷以来なんかを頼まれた時に、この違いを知らないと大失敗して上司に怒られてしまうなんてことも...?そんなことがないように、二つの違いを学んでいきましょう!


前回は、色の選び方の基本をご紹介しましたね♪
今回はそんな色の持つ性質についてご紹介します。

RGBとCMYKという三原色

なかなか、気にすることはないかもしれませんが、色には「CMYK」や「RGB」という三原色というものが存在します。
デザイン関連の知識を持っていない人にとっては聞いたところで、「そもそもどういう意味?」と感じると思います。
デザインに携わっていない人でも、会社で何か印刷する際に印刷会社に自分でデータ入稿をしなくてはならない場面が出てきます。その際に、肝心なCMYKとRGBの扱いを間違えてしまうと、せっかくの印刷物が「なんか思っていたのと色の感じが違う…」ということになってしまうのです。
 
今回はそのCMYKとRGBの違い、そして気をつけるべき点などについて書かせていただきたいと思います。

私たちの周りにある色

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まず、その「色」についての基本的な考え方です。
皆さんが普段生活をしている時に、家の中にいたり、仕事場にいたり、街中を歩いたりと様々な行動をされていると思いますが、その中で本当にたくさんの“色”に触れる機会があると思います。
一番わかりやすく、ほとんどの方が目にするのが信号だと思いますが、信号の色を判断して行動を決めますよね。
そう考えると色は私たちの生活から切っても切り離せない存在だということがわかります。

信号といえば、私の体験談になるのですが、ハワイに旅行に行った際に日本と同じ感覚で信号を渡ろうとすると、信号の表示色が青や赤でないため、いつ渡るのか止まるのか分からなということがありました。
普段から青(緑)は進め、赤は止まれという認識が刷り込まれているので、普段とは違う色の使い方をされると戸惑ってしまいますね。。。

色の三原色の基本!「光」と「色」の違い

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すべての“色”というのは光から刺激を受け、カラー認識をしています。
これが「光の三原色」と呼ばれる色彩、つまり「RGB」といわれるWeb上やテレビのディスプレイなどで表現される基本の色なのです。

テレビ画面をすっごく近くで見ると、下記画像のRGBのような光が無数に並んでいます。
小さい時に見た経験ないですか?私はテレビがなんで色んなものが映るのかが気になって、間近で見て目がチカチカしたことを覚えています。

RGBとは

Red=赤、Green=緑、Blue=青という色の頭文字を取っています。
この三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混合という色の表現の一種です。
これらの色を混ぜ合わせれば混ぜ合わせるほど明るい色へと変化していくため、『加法混合・加法混色』と呼ばれます。
RGBはブラウン管・液晶ディスプレイ・プラズマディスプレイなど、コンピュータやテレビの映像表示に使われていますね♪

CMYKとは

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Cyan=シアン、Magenta=マゼンタ、Yellow=イエローの三色、そしてKey plate=キープレート(黒・墨)から頭文字1文字ずつ取ったものです。
(※CMYKのKがBlackのKというのは間違いなんです!だとしたら、なぜBlackだけ一番最後の文字なんだ…笑)
これらは、混ぜれば混ぜるほど暗い色へと変化していくため、『減法混合・減法混色』と呼ばれます。

プロセスカラーとも呼ばれ、通常のカラー印刷の多くがこの4色で印刷されます。
プリンターのトナーなんかもCMYKで表されていますよね^^

RGBとCMYKで全ての色の表現はできない

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例えば、男性で好きな人が多い金色や銀色、学生さんがよく使う蛍光色などの表現はRGBやCMYKでは表現できません。
それらは「特色(DIC)」と呼ばます。
特色とは、印刷においてプロセスカラー(CMYKの4色のインキ)では再現できない色を表現するために調合されたインキのことをいいます。
特色印刷を注文する際、DIC・TOYO・PANTONEといった特色インクメーカーの色見本帳やカラーチップにて指定するのが通例となっています。
その中でも大日本インキ化学工業株式会社が印刷物の色の標準化のために定めた規格がDICと呼ばれています。


RGBとCMYKの違いで注意したいこと!

再現できる領域が違う

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ズバリ、「その色が再現できる領域の違い」といえます。
例えばオフィスでもご自宅でも、印刷をする際には紙に印刷して出すと思います。
その紙に“色”を表現しているものは「インク」なのです。
通常のインクではRGB形式のすべての色が表現出来ないため、印刷する場合にはCMYK方式への変換作業が必要になります。


RGBカラーから、CMYKカラーに変換する際、RGBカラーはCMYKカラースペースでもっとも近い色におきかえられるため、少しくすんだようなイメージという表現がされるかと思います。
 

※注意!

一度RGBからCMYKへと変換したら、もう一度CMYKからRGBへ変換し直しても、もとのRGBカラーの鮮明な色合いには戻りません!
CMYKへの変換時には元データをバックアップしてから作業されることをオススメします!

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