デザインとマーケティング〜切っても切り離せない関係〜

デザインとマーケティング〜切っても切り離せない関係〜

今回は一見対極にあると思われてしまいそうなマーケティングとデザインについて学んでいきましょう。デザインにおいてマーケティングは必要不可欠!マーケティングを考えずにデザインすることもできますが、マーケティング視点を導入することでよりデザインの意味が発揮されます。


今回はデザインとマーケティングの2つについて触れていきます。
以前アートとデザインの違いに触れたと思いますが、アートにおいてマーケティングは不要です。
それは、アートは何か特定の情報を伝えたいというよりも描き手のその時の感情などを表現しているからです。
ですが、デザインとなるとどうでしょう。
デザインはある情報などを伝えようとする場合がほとんどです。
もしその情報が相手に伝わらなかったら…?そのデザインは意味をなしていません。
デザインの中にある情報を相手に伝えるために『マーケティング』が必要不可欠なのです!

マーケティングとは?

私も何度も読ませていただいている本の著者、ピーター・F・ドラッカー教授は「マーケティングの目的は販売を不要にすること」と断言しています。
マーケティングが上手くいけばこちらから営業などのアプローチをかけなくても、お客様から購入を求め寄ってくるのです!
販売を不要にすることを可能にするために必要不可欠なのが”デザイン”なのです!

マーケティングは今日明日で結果が出るものではなく、考え、実践し、結果をもとに改善するなど長期的なものになります。
ですが、成功すれば見返りは非常に大きいものになります。

成功するマーケティングを目指す上でいかにしてデザインを取り入れればよいのでしょうか?

なぜデザイナーにマーケティングスキルが必要なのか?

デザインは目的を達成するための手段です。
いくらきれい。目を惹くようなデザインを作っても、目的を達成することができなれければ良いデザインとは言えません。
 
目的の達成とは、例えば
* バナーがクリックされること
* チラシを見て商品が売れること
* アプリを毎日使い続けてもらうこと
…などがあげられます。
 

デザインの目的がバナーがクリックされることであるとします。
そうなった時は、もちろんクリック数の多いデザインを採用すると思います。
このように目的を達成するデザインを作るためにマーケティングスキルが必要になるのです!
デザインすることは誰でもできますが、マーケティング視点を取り入れたデザインができる人はそう多くありません。
なので、作成側はマーケティングの観点から見たデザインを作ること、依頼側はマーケティングを理解しているデザインを採用することが大事なのです。

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マーケティングにおけるデザインの役割

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WEBサイトやSNSの発達によりデザインの価値はどんどん高まっています。
現在ではデザインを導入すること=マーケティングと言っていいレベルでデザインはマーケティングにおいて重要な役割を担っています。


マーケティングにおいてデザインがもたらす役割

❶差別化

デザインによって差別化を図ることができます。同時に独自のニッチ市場(隙間市場)開拓を行います。


❷企業ブランドとしての独自性

他社との差別化に成功したら引き続き自社商品の購入を求めるリピーターの獲得を目指します。
同時に市場の拡大を狙っていきます。



❸販売を不要にする

企業のブランドロイヤリティを最大限に高め、自社の商品でなくてはならない状態にします。
こちらがアクションを起こさなくても口コミで広がっていったりすることが理想です。



マーケティングにおけるデザインの具体的な導入例

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マーケティング戦略においてマーケティングミックスと呼ばれるツールの組み合わせがあります。
マーケティングミックスは製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4Pとして分類されます。
それぞれにおいてデザインは有効に機能します。

商品パッケージなどのヴィジュアルデザインでは商品が本来持つ力を最大限に伝えることを可能にします。
商品の効果やターゲットなどをヴィジュアルデザインによって伝えていきます。

デザインにはその商品の持つ価値を引き上げる、付加価値としての機能も持ち合わせています。
安いものはやっぱり安っぽい見た目だったりします。逆にデザイン性が高いものは高価だったりします。

デザインは誰に価値のある商品であるかを伝える役目も果たします。
販売の現場でターゲットを絞り、目的にあった顧客を呼び込むことを可能にします。

デザインは4Pの中でも特にプロモーションにおいて重要な役割を果たします。

【ロゴ・キャラクター】
ロゴやキャラクターのヴィジュアルアイデンティティにおいてデザインは企業価値を高める重要な役割を果たします。
ヴィジュアルアイデンティティは一度導入してしまえば企業の資産として半永久的に活躍します。
最近だと安く早く、そして複数のデザインから選べるクラウドサービスを利用してロゴやキャラクターを依頼する方もいますが、企業にとって重要な資産となるロゴやキャラクターなどは実績のあるデザイナーと会ってコンセプトなどを打ち合わせを重ねた上で完成させていくことが一番です。

【WEBサイト】
今の時代、WEBサイトは24時間いつでもどこからでも見ることができる最も重要な広告ともなります。
初めて企業を調べる人にとってはWEBサイトが企業価値を判断する手段となります。
企業イメージを尊重した見やすいWEBサイトはその分企業価値を高めることになります。

まとめ

デザインとマーケティングが切っても切り離せないのと同じくらい、デザイナーはマーケティングを学びデザインに取り入れることが必要ですね!

デザインをする時に大前提としてどう見られるか、何を伝えたいかを考えて場面にあったマーケティング戦略を立てていきましょう。

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