【年中行事】愛に溢れた人生の節目のしきたり

【年中行事】愛に溢れた人生の節目のしきたり

日本には昔から伝わるお祝いの儀式があります。生まれたときから旅立つ時まで、常に誰かが側にいてお祝いをしてくれる、思いやりの溢れる文化です。それぞれどのような思いが込められて始まったものなのか、学びましょう^^


ご訪問ありがとうございます。
マナーインストラクターの小代田萌花(こよだ もえか)です♡

先日、同級生が天使のように可愛いい女の子の赤ちゃんを出産しました。
よくSNSに赤ちゃんの写真や動画が上がっていて、こちらまで幸せな気持ちでいっぱいになります。

今回は年齢によって区切られている人生の節目のしきたりについてです。
誕生してから旅立つまで、さまざまな節目を迎えます。
通過儀礼はそうした人生の節目をご家族や親族、親しい人たちと分かち合うことです。
どんな節目があるのか、一緒に学びましょう!

帯祝い

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生命の誕生を喜び、これから生まれてくる赤ちゃんを認知する儀式でもあります^^

妊娠5ヶ月目の戌の日に「岩田帯」という腹帯を巻きます。
これは多産でお産が軽い犬にあやかり、安産を祈るものです。

腹帯には、赤ちゃんを安定させて妊婦を楽にするという効果もありますが、最近は儀式としてこの日に帯を巻くだけの方が多いようです!

お祝い

あくまでも目安です。

金額:3,000〜5,000円
表書き:御帯祝
時期:妊娠5ヶ月の戌の日まで
贈る人:親戚・親しい友人・身近な人
お礼状:出す
お返し:不要

お七夜

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赤ちゃんが誕生してから7日目を「お七夜」と言います。
両親と祖父母などが集まって行う内輪のお祝いです。
この日に命名式を行います。
赤ちゃんの名前と生年月日を書いた紙を、1ヶ月ほど神棚や床の間などの家の中の目立つところに飾ります。
昔は新生児の死亡率が高かったために、この日を迎えられたことを祝って名前を捧げたそうです。
実際に名前を決めて出生届を出すのは、誕生から2週間以内です。

お祝い

金額:5,000〜10,000円
表書き:祝御七夜、祝命名
時期:招待を受けた場合は当日持参
贈る人:親戚、親しい友人
お返し:不要(祝いの席でもてなす)

お宮参り

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赤ちゃんの成長と幸せを祈る儀式です。
土地の守り神である「産土神(うぶすながみ)」に参列し、氏子となったことの挨拶を行います。
産土神とは生まれた土地を守る神様です。
お宮参りの日は地域によって異なりますが、生後1ヶ月あたりに行いところが多いです。
参拝の際は、赤ちゃんを白羽二重を着せて抱き、その上から祝い着をかけ、赤ちゃんを抱く人の首の後ろで紐を結びます。

お祝い

あくまでも目安です。

金額:5,000〜10,000円
表書き:宮参り御祝、御宮参り祝
時期:誕生後1ヶ月以内
贈る人:親戚
お返し:不要(祝いの席でもてなす)

お食い初め

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一生食べ物に困らないようにという願いを込めて、生後100日目(地域によっては120日目)に行う儀式です。
「箸祝い」「箸初め」、あるいは100日目に行われるので「百日の祝い(ももかのいわい)」とも言われます。
新しい膳や箸、茶碗などを揃え、赤飯、鯛のすまし汁、尾頭付きの焼き物、煮物、なます、梅干しなどを添えて一汁三菜にします。
地方によっては歯がためのために小石を添えたり、「まめまめしく育つように」と願って煮物に豆を入れたりする場合もあります。
実際に赤ちゃんは食べることができないので、食べ方を真似するだけです。
赤ちゃんの口の中へ食べ物を運ぶ人を「箸役」といい、長寿への願いおこめて、同姓の最年長者にお願いするのが習わしです。

お祝い

金額:5,000〜10,000円
表書き:初御膳祝
時期:お食い初めの日
お返し:不要(祝いの席でもてなす)

初節句

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誕生後、初めて迎える節句で、女の子は3月3日の「桃の節句」、男の子は「端午の節句」です。
地方によっては盛大に行うところもあります^^
女の子鬼は雛人形、男の子には鎧やカブトなどの初節句飾りを買って、初節句を祝います。

初誕生

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昔の日本には誕生日を祝う風習はありませんでしたが、初誕生は特別でした。
両親と両家が集まって1歳の誕生日をお祝いする慣わしが古くからありました。
健康に育つようにという願いを込めてお祝いにお餅をつき、足腰が丈夫になるようにとの願いを込めて「誕生餅」として子供に背負わせて歩かせたり、足で踏ませたりします。

七五三

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七五三は、子どもの健やかな成長を祈る古来からのいくつかのしきたりが融合したものです。
男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の、11月15日頃に氏神様に参詣します。
昔は数え歳で行うのが一般的でしたが、最近は満年齢で行うことも多いです。

昔は子どもの死亡率が高かったため、7歳までは神の子を授かっていると考え、節目の年齢を無事に迎えられたことを喜ぶとともに、健やかな成長を願う儀式でした。

由来

3歳

それまで切ったり剃ったりしていた髪を伸ばして結い直す「髪置きの儀」

5歳

初めて袴をつける「袴着の儀」

7歳

それまでつけていた着物の紐をはずして、初めて本式の帯を締める「帯解きの儀」

成人式

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昔の「元服式」に由来する儀式です。
現在では20歳が成人と定められ、1月の第2月曜日が「成人の日」となっています。
成人への通過儀礼である「加冠の儀」は、元服を迎える年齢や、そのしきたりなど時代によって違いました。
大人の仲間入りをすると同時に社会的責任や義務を負ったり、成人としての自覚を持たせるために何らかの試練を乗り越えて晴れて成人と認められたそうです。
通過儀礼の総称となるほど、人生における大きな節目です。

厄年

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男性は数え歳で25歳と42歳、女性は19歳と33歳を厄年と呼びます。
特に、男性の42歳と、女性の33歳を「本厄」「大厄」と言います。
また、その前後を「前厄」「後厄」と言います。
“厄”は“約”に通じ、この年頃は社会的に重要な役割を担う時期でもあり、また、体調に変化をきたしやすい年齢なので、気を引き締めるようにという忠告と受け止めると良いですね^^

年祝い

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長寿の祝いのことを「年祝い」「賀寿」などと呼び、古くから人生の大切な祝いごととして受け継がれてきました。
かつては数え年で祝われていましたが、最近は満年齢の誕生日か、その前後の休日など、親族が集まりやすい日を選んで行われることが多いです。宴会の形式や開催日などは本人の意向や希望を尊重し、楽しくお祝いできると良いですね!

還暦(61歳)

昔の暦では、十二支(干支)と、十干と組み合わせた十干十二支があり、この組み合わせが60年で一巡するため、61年目に生まれた年と同じ「暦」に「還る」ことを還暦と言います。
新しい生まれ変わりとして、赤ちゃんに戻るという意味で「赤いちゃんちゃんこ」や「赤いずきん」うぃ贈る風習が生まれました。

古稀(70歳)

中国の詩人・杜甫の詩の一節にある「人生十七、古来稀ナリ」に由来し、昔は70歳を迎えることは稀でした。

喜寿(77歳)

「喜」という字を草書体で書くと、七を重ねた「㐂」という字になることから「喜寿」と言われています。

傘寿(80歳)

傘の略字は「仐」と書き、八十と読めるところから「傘寿」と言います。

米寿(88歳)

「米」の字を分解すると、八と十と八になることから由来しています。
農村では、「米」への思入れが強く、米寿を盛大にお祝いする地域も多いようです。

卒寿(90歳)

「卒」の略字は「卆」と書き、九十と読めることから「卒寿」と言います。

白寿(99歳)

百の字から一を引くと「白」になることから「白寿」と言います。

百寿

「百賀の祝い」といい、これ以降は毎年祝います。

まとめ

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長い人生、多くの節目がありますね。
また、幼い頃は特にお祝いが多く、生まれてきたこと、成長に多くの人が喜んでくれていたことがわかります。
愛情をかけて育ててもらったぶん、両親や親族が年祝いを迎えた際は、感謝の気持ちを込めてお祝いしてあげたいですね^^

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この記事のライター

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小代田萌花(こよだ もえか)と申します。
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